◆おじゃじゃ365日◆

人生は有限だから、最善を選択する。

残業が美化されている風土

こんにちは!おじゃじゃです。

 

自宅のWi-Fiが工事前で使えないので、

急遽近場のマクドナルドに来ています!

今は日本でもWi-Fiが使えるスポットが増えてますよね。

でも、非常に使いにくいものが多いのも事実・・・。

海外に住んでいた頃はフリーWi-Fi結構使っていましたが、

日本よりも使いやすかったように記憶しています。

 

さてさて、政府がこんなことを申しているようです。

残業上限、月平均60時間=繁忙期は100時間―政府調整

60時間、あなたは多いと思いますか?少ないと思いますか?

そもそも、残業しなければいけない環境を残業上限を作ることで

さらに強く打ち出してしまうような気がするんですよね。

残業なんて、しないにこしたことはないです。

ただ、こうやって残業の上限が定められるとサービス残業をしかねないですね。

電通の件でもそうでしたが、あれは氷山の一角なんですよ。

表向きは残業していないように見えて(数字上は)、

それ以外で残業を強いられている人たちが非常に多いと思います。

私自身も、以前勤めていた会社では22時になると

強制的に退社扱いにされてPCがシャットダウンします。

ただ、PC自体は再起動できますので・・・。

つまり、退社しているはずなのに仕事は延々とし続けるという恐怖のサイクル!

終電間近あるいは、タクシーでの帰宅なんてざらにありました。

早く帰ろうとしても、上からの圧力がすごいんですよね。無言の。

結局、出社時にどこぞの駅でぶっ倒れてしまい、退職を決意しましたが。

 

もちろん、残業が全て悪とは言い切れない部分もあります。

基本給が低いから残業代で生活費を稼いでいるという人も多いはず。

ひとえに、「残業0の社会へ!」とも言い切れないのかもしれないですね。

残業の問題は他の要素と複合的に絡んでくると思います。

基本給の底上げですとか、残業ではなくフレックスタイム制にするとか。

とにかく、日本人は働きすぎなんですよね。

同僚でウズベキスタン出身の人がいたのですが定時帰宅は当たり前、

年末年始は1か月近く休みたいと毎回上司ともめています。

日本人の感覚だと「何で働かないんだ?」をモヤモヤしてしまいますが、

彼の立場に立って考えた時、というより世界基準で考えた時に

「あぁ、日本人は身を粉にして働いてるんだな。」としみじみ。

彼のような働き方が、意外と世界では一般的なのです。

 

日本人は「生活するために働く」という考えですが

海外の人たちは「余暇のために働く」という考え方らしいです。

長期休暇をとっては旅行や趣味を楽しむ、素敵な風土ですね。

残業問題に、少しでも光が当たることを期待するばかりです。